FP資格は大学生におすすめ!何級から就活で有利になる?

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FP
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大学生でFP(ファイナンシャルプランナー)に興味がある人は多いでしょう。

入門的な位置づけであるFP3級の受験者数は5万人以上もいます。(2024年1月試験、日本FP協会・きんざいの合計)

メジャーな資格なので名前だけでも知っている人は多いですね。

FPが大学生におすすめできる理由を解説していきます。

FPは大学生におすすめの資格!

FPは大学生におすすめの資格です。

FPは正式には「FP技能士」という国家資格で、就活など様々な場面で評価されます。

難易度は中程度で、大学生活のすべてを捧げるような資格ということもないので大学生活と両立もしやすいです。

FPを大学生におすすめできる理由について詳しく解説していきます。

大学生にFPがおすすめの理由

お金の知識を幅広く学べる

FPはお金について幅広く学ぶことができます。最近は高校生に金融教育を行う取り組みが進んできていますが、お金の知識はあればあるほど良いです。

社会人になってお金の知識がないと、トラブルに巻き込まれたり損をしてしまう場面があるかもしれません。

FPでは以下の分野について学ぶことができるので、大学生のうちから勉強する価値のある資格だと思います。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理(保険)
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

就活で役立つ

FPは就活でもアピール材料になります。

特に金融機関では入社後に取得が推奨されていたり、年次に応じて目標の級が設定されていたりするので入社前にFPに合格していると有利になります。

私もFP2級に合格した状態で就活をしましたが面接では必ず話題になっていましたし、金融機関では志望度の高さを示す材料になりました。

勉強時間を確保しやすい

大学生は社会人に比べて圧倒的に時間に余裕があるので、勉強時間を確保しやすいです。

FPは社会人になって、会社から推奨されて取得するという人も多いので時間に余裕がある大学生の間に取得しておくことで将来の自分に余裕を作れます。

社会人になってから同年代の人がFPの勉強をする中で、一歩先を行く自己研鑽に時間を充てることもできるのでメリットが大きいですね。

安くて良質な教材が手に入る

FPは知名度の高い国家資格なので受験者数が多く、教材も充実しています。

独学で十分合格を目指せるレベルの良質な教材が書店やネットショップで安く簡単に手に入るので、大学生でも金銭的な負担を抑えて挑戦できます。

FPは独学だけでなく通信講座も種類豊富で、各種サービス間の競争が激しいので値段も下がりがちです。

就活が近いなどの理由で早く合格したい人でも手が届きやすい価格で通信講座を利用できるのも大学生には嬉しいですね。

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他の難関資格の足掛かりにできる

FPは学習する分野が幅広く、様々な難関資格の入門的な位置づけで受験することもできます。(FP1級、CFPは除く)

例えば興味があるのが

  • 税金関係なら→簿記、税理士
  • 金融市場なら→証券アナリスト
  • 不動産関係なら→宅地建物取引士、不動産鑑定士

このように各分野を深める難関資格がたくさんあります。

私はFPで個人のお金について勉強したことで、企業のお金についても勉強したいと思い簿記を勉強しました。

その後中小企業診断士、USCPAと挑戦するわけですが、FPがきっかけになっている部分は大きいです。

大学生でFPを取得していれば他の資格に挑戦する地盤を作ることができるので、今後興味を持った分野の難関資格に繋げていけるというのも大きなメリットです。

大学生はFP何級まで取得するべき?

結論を先にお伝えすると大学生はFP2級まで取得できると良いです。その理由を解説します。

難易度がほどほどに高くて就活で評価されやすい

FP3級は入門的な位置づけになるので、勉強する姿勢は評価されても資格そのもので高評価を得られることはないです。

FP試験は2級になると学ぶ内容が深くなりますし、実技試験に記述式の問題が加わるなど難易度も高くなるので評価してもらえます。

人生の様々な場面で役立つ知識が多いので、2級まで深めていけると良いでしょう。

1級は実務経験が必要

深く学ぶことが大事なら一番難しい1級を目指すべき、という声もあるかもしれませんが、大学生にはかなりハードルが高いです。

FP1級は受験資格が

  • FP2級合格+FP実務経験1年以上
  • FP実務経験5年以上

このどちらかを満たさなければならないですが、大学生で実務経験がある人はいないでしょう。

少なくとも学生の間に合格することはできないので、社会人になって絶対FP1級を受ける!という人以外は2級までで十分だと思います。

社会人3年目までに2級取得を推奨している企業が多い

これは金融機関への就職狙う人向けですが、多くの日系大手金融機関はFPを入社数年以内に取得することを推奨しています。

企業によっては義務になっているところもあり、資格の取得状況が昇進に直結するパターンが多いです。

FP2級まで取得していれば、同期がFPの勉強に時間を割く中で、さらに難しい資格に挑戦する時間ができます。それによっていち早く昇進の要件を満たせば年収アップや転職のチャンスも広がります。

FP2級の後に1級に進むのか、他の難関資格に進むのかは様々ですが、FP2級まで取得できていれば自分の将来の選択肢を広げられること間違いなしです。

FP(ファイナンシャルプランナー)

FP以外に大学生におすすめの資格は?

簿記

簿記も大学生が勉強する資格としておすすめです。

個人のお金について体系的に学べるのがFPで、企業のお金の流れについて学べるのが簿記です。ビジネスには必ずお金が絡んでくるので簿記はどんな企業でも活用できる知識です。

簿記の知識は会計系の資格である税理士や公認会計士はもちろん、中小企業診断士や証券アナリストなど様々な資格で独立の科目があり、とても重要な知識であることがわかります。

これからどんなビジネスに関わるとしても必ず役立ちますし、さらに難関の資格に挑戦する時も知識を活用できるのでおすすめです。

FP同様に3級→2級まで取得できると良いですね。(簿記は大学生でも問題なく1級まで受験できます!)

学習人口が多いので安価で高品質な教材が手に入りやすいのも、大学生には特に嬉しいポイントですね。

ITパスポート

ITパスポートは情報系の資格の入門的な位置づけで、難易度は易しめです。入門資格としてはFP3級や簿記3級のようなイメージですね。

ITの知識はどんな仕事をしていても役立ちますし、どんどん技術が進んでいく今の時代は必須知識と言っても過言ではありません。

社会人になってからはIT系の職種でないと全然勉強しないという人もいますが必ず役立つ知識なので大学生の間に勉強するのがおすすめです。

ITパスポートの上位資格は基本情報技術者、応用情報技術者とありますが、大学生の間は基本情報技術者まで合格できれば十分だと思います。

実はIT系以外の資格でも活用できる場面がかなりあるので、難関資格に挑戦したい人にも基礎固めとしておすすめです。

私が受験した試験で、中小企業診断士やUSCPA(米国公認会計士)でもIT系の分野や科目がありました。ITパスポートの勉強だけでもしていたらかなり楽だっただろうなと思います。

資産形成コンサルタント

資産形成コンサルタントは資産形成の知識に特化した資格で、2024年に誕生した新資格です。

日本証券アナリスト協会が認定する資格で、FPとのダブルランセンスは相性抜群です。実際に日本証券アナリスト協会のHPにも以下のように記載されています。

FP資格(中級レベル)と合わせてこの資格を取得すれば、金融資産の形成・運用に関する知識、顧客対応力の更なるレベルアップが期待できます。

日本証券アナリスト協会HP – 資産形成コンサルタント

FPと資産形成コンサルタントは相互に知識を使えるのでどちらかを取得していればもう片方は勉強時間をかなり短縮できます。

資産形成コンサルタントについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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大学生が資格を取得すると、就活で採用担当者の目に留まりやすいというメリットがあります。

特にOfferBoxのようなスカウト型の就活サービスでは履歴書のインパクトが大切です。

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この記事を書いた人
がお

中小企業診断士/USCPA(全科目合格)

大学時代、中小企業診断士に独学で一発合格。
苦手な財務会計と乏しい英語力を共に克服しようとUSCPAの挑戦を決意。
アビタスで2年かけて全科目合格。

現在はUSCPAのライセンス申請手続き中

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