USCPA予備校アビタスの評判は?メリット・デメリットを元受講生が徹底解説!

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USCPA
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USCPAの受験を考えている人は、ほぼ確実に予備校の選択肢にアビタスが入ってくると思います。

にゃお
にゃお

USCPAの予備校を考えているけど、アビタスの評判ってどうなんだろう?

がお
がお

がおアビタスだけでUSCPAに全科目合格したよ。

アビタスで勉強する中で感じたメリットやデメリットを紹介していくね!

アビタスとは

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

アビタスはUSCPA(米国公認会計士)など国際資格専門の予備校です。

日本で初めて日本語のUSCPA教材を作ったのもアビタスです。いち早く海外大学との提携を通して日本人がUSCPAを目指せる環境を整えた予備校と言えます。

現在はUSCPAの他にもCIA(公認内部監査人)やIFRS Certificate(国際会計基準検定)など様々な国際資格のコースを提供しています。

アビタスのメリット

合格実績No.1

日本におけるUSCPA合格者の3人に2人がアビタスを利用しており、圧倒的な合格実績です。

2023年10月時点では6300人超の累計合格者を輩出していて、数字はどんどん伸びています。

資格の予備校を利用するからには合格できないと意味がないので、合格者を多数輩出している点は安心できますね。

受講可能期間が5年

アビタスは受講期間(サポート期間)が申込から5年になっています。

他の予備校では2年程度のところも多いですが、5年間サポートがあるのはありがたいです。

というのもUSCPAは順調に進む人でも全科目合格まで1年半程度かかります。会計や英語に特別強みがなければ2年くらいはかかると思ったほうが良いでしょう。

私も取得までにちょうど2年かかりましたが、受講期間が2年の予備校だと期限切れになっていたかもしれません。

また仕事やプライベートの都合で勉強を中断せざるを得ないことも考えられますが、5年あれば復帰した時にそのまますぐに再開できるパターンも多いでしょう。

受講可能期間が長く設定されているところもアビタスで勉強する大きなメリットですね。

充実した日本語教材

アビタスの日本語教材はとても充実しています。

  • インプットは日本語
  • アウトプットは英語

になっているので、英語が苦手でもスムーズに進められます。

実際に私のUSCPA勉強開始時の英語力はTOEIC600点に満たない程度でしたが、日本語でインプットして理解していくので全く問題ありませんでした。

また洋書などを使わない完全オリジナル教材なので、講義・テキスト・問題集・解説・日本語訳それぞれの対応関係が明確で、日本語と英語を横断しながらの勉強でも混乱しないようになっています。

英語力に自信がなくても安心ですね。

自宅で単位認定試験を受験できる

USCPAの受験資格を満たすために多くの人が追加で単位認定試験を受けます。

アビタスの場合はこの単位認定試験を自宅で受験することが可能です。他の予備校では東京か大阪のテストセンターで受験する必要があるなど、自宅で受けられるところは少ないです。

単位認定試験のためだけに移動費や時間をかけるのは大変なので自宅受験ができるのは嬉しいですね。

本番に近い模擬試験

アビタスを受講すると、模擬試験を受験できるチケットがもらえます。

各科目1回ずつ無料で受験できるのですが、これがとても優秀です。

本番の試験画面が忠実に再現されているので本番の操作で迷うことがなくなりますし、1科目4時間のペース配分を確認できるので良い練習になります。

私も実際に模試・本番をともに5回ずつ受験しました。本番そっくりな形式の模試で練習できるのはアビタスの大きな魅力だと思います。

合格後も手厚いサポート

アビタスは試験合格後のライセンス申請や転職までサポートしてもらえます。

ライセンス申請ではUSCPAホルダーのサインが必要です。身近にUSCPAがいない人は多いと思いますが、サポートサービスを利用することで問題なくライセンス申請できます。

また試験合格後に転職を考えている人は、アビタスキャリアというエージェントのサービスを受けることができるので情報収集に困りません。

特にBig4監査法人への転職について情報量が豊富なイメージがあり、私も転職活動中に面談しましたがBig4関連の市況や選考通過の可能性などいろいろ教えてもらいました。

転職を考えている人は、アビタスなら勉強中にも転職情報が配信されて簡単に情報収集ができるのでおすすめです。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

アビタスのデメリット

費用が高め

アビタスの受講費用は一般的に少し高めと言われます。実際の金額をTacと比べてみましょう。

費用アビタスTac
入会金11,000円10,000円
受講費用ライトパック:616,300円
フルパック:815,800円
総合本科生(通信):515,000円
総合本科生Plus(通信):545,000円
単位取得費用講座費用に含まれる
ライトパック:15単位
フルパック:53単位
(不足分は追加可能)
大学入学金:7,000円
3単位ごとに+18,000円

講座の費用を見るとアビタスは少し高いですね。ただし受験資格を満たすための単位を取得費用も含まれています。なので単位をたくさん取得する場合はそこまで金額に差はないです。

逆に追加の単位数がほとんどないという人は割高になるので、資料請求・説明会などで追加の単位数がどれくらい必要か確認してみたほうが良いです。

後程、私が実際にかかった費用も紹介するので参考にしてください。

問題数が少ない

アビタスは他の予備校と比べて問題集に載っている問題数が少ないとよく言われます。

同じくUSCPA講座を提供するTacと比較すると、アビタスの問題数は半分程度になっています。

アビタスの問題数(各問題集の合計)Tacの問題数(各問題集の合計)
約3600問約7000問

アビタスのみでUSCPAを受験した経験から、アビタスは高得点ではなく合格点を狙うように作られていると感じます。

合格点に到達するために必要な内容に絞っているので、問題数が少なくなっているのでしょう。

実際に私が4科目に合格した得点は75〜81点と、高得点ではないです。アビタスの狙い通りなのかもしれません。

問題数が少ないことは、Released Question(過去問)を解くことでほぼ解決できます。

アビタスはオリジナル教材なのでReleased Questionと問題の被りがないです。他の予備校ではReleased Questionそのままということもあるようです。

この点でアビタスは問題をたくさん解きたい人にも最小限の量で合格したい人にも対応していると言えそうですね。

模擬試験のTBS問題が本番の難易度と違う

これは個人的な感覚かもしれませんが、アビタスの模試はTBS問題(シミュレーション問題)の難易度が本番より易しいです。

TBS問題は資料の読み取りなどがあるのですが、アビタス模試は資料のボリュームが本番に比べると少ないです。

模試の感覚のまま本番を受けると時間が足りなくなるので、模試のTBS問題については改善してほしいな〜と思います。

これについてはReleased Questionで本番並みの難易度を確認することで対策できるので、そこまで大きなデメリットではないとも思っていますが、認識しておかないと本番で焦るので注意です。

実際にアビタスで受講した経験

実際にかかった費用

実際に私がアビタスで受講するにあたってかかった費用を紹介します。(申し込み時点の金額なので現在とは異なります。)

費用は受験資格を満たすために単位をどれくらい取得するかで変わってきます。

私は大学で経済学や経営学を学んでいたのでビジネス単位は受験資格を満たせていて、追加が必要な単位は会計単位7科目(20単位)でした。この内ライトパックに6科目が含まれていたので1科目のみ別料金で追加しています。

【出願州】アラスカ州金額
入学金(紹介割引利用)\0
ライトパック(単位取得6科目分込み)\569,000
追加取得単位(単位取得1科目)\24,200
割引①(キャンペーン)\-15,000
割引②(説明会参加)\-5,000
割引③(学生割引)\-30,000
割引④(資格割引:中小企業診断士)\-20,000
合計\523,200

学生割引が含まれていますが、私は新卒1年目から勉強を始めたので雇用保険制度の関係上、教育訓練給付金(最大10万円給付)を使えませんでした。そのため特例で学生割引を遡及適用という形にしてもらえました。

現在は学生専用パックが用意されている他、新卒1年目割引として5万円引きが用意されています。

勉強期間

USCPA受験スケジュール

勉強開始から全科目合格までは約2年かかりました。科目毎の期間は以下の通りです。

  • FAR : 9ヶ月
  • BEC : 8ヶ月
  • AUD : 3ヶ月
  • REG : 5ヶ月

1年半で合格を目指せると謳われているので、少し長めですが概ね順調に合格できたと思います。

働きながらで勉強時間を確保できない日もありましたが、合格に必要な部分に絞られていたので負担感は少なかったです。

1ユニット20分程度で終わるスモールユニットで勉強を進めていくので、働きながらでも継続しやすかったです。

勉強の進め方

アビタスの教材は講義もテキストも問題集も全て連動しているので、基本的には講義・テキストでインプットして、該当箇所はの問題集でアウトプットという流れで進めました。

講義は1.5倍速や2倍速で見ることができるので時間をさらに短縮できます。

進め方には好みがありますが、各教材が連携していることや洋書に手を出す必要がないことで、どんな進め方でも効率的に勉強できると感じました。

新試験制度も安心の対応

USCPA試験は2024年に新試験制度に移行しました。

旧制度のBECが廃止されて3科目からの選択制になっています。

アビタスは2023年夏から新試験に対応した教材の提供が始まっているので、既に多くの人が選択科目を受験・合格しています。

選択科目のノウハウが既に蓄積されているアビタスなら、あなたに合った科目選びも安心して相談できるので、個別説明会などで積極的に質問してみてください。

まずは資料請求から

アビタスへの資料請求や説明会の参加は無料でできるので、まずは情報収集として資料請求から始めましょう。

説明会は全体説明を聞く形なので途中退出等が可能です。説明会後の個別カウンセリングに参加すると追加単位や想定費用、使える割引制度などを詳しく教えてもらえます。

逆にカウンセリングに参加するまで受講費用が確定できないことから、しつこく勧誘されることもないので気軽に参加してみてください!

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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この記事を書いた人
がお

中小企業診断士/USCPA(全科目合格)

大学時代、中小企業診断士に独学で一発合格。
苦手な財務会計と乏しい英語力を共に克服しようとUSCPAの挑戦を決意。
アビタスで2年かけて全科目合格。

現在はUSCPAのライセンス申請手続き中

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