【AUDに3ケ月で合格】USCPA(米国公認会計士) 合格体験記④

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USCPA
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今回はUSCPAのAUDの合格体験記を書いていきます。

AUDは監査論の科目であり、監査に関わったことがある人や日本の公認会計士試験の勉強をしたことがある人以外は具体的なイメージを持ちづらい科目だと思います。

私も知識0からのスタートでしたが、合格までたどり着くことができたので参考にしていただけると嬉しいです。

この記事は合格体験記シリーズの続きです。他の記事もぜひ参考にしてください。

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

関連知識

前述の通り、監査に関する事前知識は全くありません。

この科目については大学での勉強や他資格の知識よりも、FARやBECの勉強が基礎になりました。

AUDの勉強開始前から監査論の知識がある人は少ないと思いますが、少なくともFARに合格していればそれ以外の事前知識がなくても大丈夫です。

勉強方針

事前知識がないので、素直に

  • 講義を受けながらテキストにメモ
  • 該当箇所のMC問題を解く
  • 間違えた問題は解説をよく読み込む

この流れを繰り返すことにしました。

個人的にはアビタスの講義は実務ベースの話もあって理解しやすかったので、アビタスで受講する人は知識0でも全く問題ないと感じました。

勉強期間

USCPA受験スケジュール_AUD

AUDの勉強期間は約3ケ月でした。

AUDの勉強期間が全科目で最も短かったです。沼にハマりやすい科目ということで勉強が長期化する人も多いと思うので、この辺りは相性もあるかなと思います。

私はAUDはスムーズでしたがFARやBECはかなり時間がかかったのであくまでも参考程度と考えていただければと思います。

AUDのコツをつかむ

AUDは個人的に学習内容が面白かったので比較的スムーズに進みました。

ただ、テキストの知識だけではイメージしづらいので、講義中に出てくる実務ベースの話をしっかり聞くようにしていました。

テキストは何度も見返しますが、講義は基本1回しか見ないので、テキストに載っていない実務ベースの話は試験で問われる内容以上にしっかりメモしていました。(笑)

最初のうちは、インプットが足りないのでMCもなかなか解けないレベルでしたが、インプットが進んでくると様々な論点が頭の中に散らかってくるので、知識の整理が必要になります。

財務諸表監査、内部統制監査など実務の流れをイメージしながら知識を整理していくことで様々な問題に対応できますし、迷った時に「監査手順から考えてあり得ない」という選択肢を絞ることができます。

AUDの勉強では、監査の流れを意識しながら監査手続きと知識を結びつけていくことが重要だと感じました。

アビタス模試

2ケ月弱で試験範囲を1周して、Released Question(過去問)などで何となく本番のレベルをイメージできたので、模試で実力を試してみることにしました。

AUDは計算などがないため、英語力がかなり問われます。英語が得意な人は試験時間が余るらしいので、私は4時間をフルに使って解き切ろうという目標でした。

実際に解いてみると、思ったより英語力はネックにならず、比較的スムーズに進めることができて、15分ほど残して終了しました。

結果は、、、72点でした!

合格者平均を上回る点数でかなり上出来です。模試を受けて合格できそうな気がしたのは初めてだったので嬉しかったです。

ここから本番まではReleased QuestionやTBS問題を中心に知識の定着を図っていきます。

試験本番

USCPAは試験開始30分前までに受付を済ませておく必要があるので、試験会場には試験の1時間前くらいに到着しました。

個々人がPCで受験するので、受付を済ませた順に試験を開始することができます。(もちろんいつ始めても試験時間は同じです。)

試験前に持ち物や身分証明書のチェック、金属探知機でのチェックを行います。いろいろチェックが終わるとメモ用の紙と電卓(試験会場によって異なるようです)を渡されて、席に案内されます。

NTS(受験票のようなもの)に記載されている番号をPCに入力して試験スタートです。

AUDは前述の通り、計算がないのでひたすら英語を読解していくことになります。

他の科目よりボリュームは少ないので、英語力がある場合は30分程度余るという人が多いようです。私は英語力が高くないので、試験時間をフルに使うことで英語力の差を埋める作戦で挑みました。

MC問題のテストレット1,2は他の科目と同様に各45〜50分くらいで解き終わりました。

AUDは計算がない分、他の科目に比べてTBS問題が軽いような気がします。実際にFARやBECではTBS問題をかなり素早く処理していかないと間に合わない感覚がありましたが、AUDは間に合わない感じはしませんでした。

比較的落ち着いて、丁寧に問題を解いていきましたが、最後15分ほど余裕を作ることができました。少し迷っていたリサーチ問題をじっくり見直してから試験を終了しました。

結果待ち

結果待ちの期間は、リベンジ予定のBECの勉強を再開しました。

AUDは比較的手応えがあったので、ギリギリ不合格ならもう一度AUDに戻って再挑戦する予定です。

合格

試験から3週間弱でスコアリリースの日がやってきました。

結果は、、、81点で合格でした!

75点で合格なのでそこそこ余裕がありました。

この段階で合格しているのはFARのみだったので2科目目の合格はかなり自信がつきました。

BECの不合格を挟んでいることもあり、FAR合格から10ケ月経ってしまっています。少しExpireもチラついてきていたのでひとまず前に進めて良かったです。

次回

次回は最後の科目であるREGの体験記を書いていきます。

AUD同様にほとんど関連知識がないところからのスタートになりますが、多くの人が同じ条件だと思いますので参考にしていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
がお

中小企業診断士/USCPA(全科目合格)

大学時代、中小企業診断士に独学で一発合格。
苦手な財務会計と乏しい英語力を共に克服しようとUSCPAの挑戦を決意。
アビタスで2年かけて全科目合格。

現在はUSCPAのライセンス申請手続き中

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