中小企業診断士とダブルライセンスにおすすめの資格6選

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中小企業診断士
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中小企業診断士とダブルライセンスの相性が良い資格にはどのようなものがあるでしょうか?

中小企業診断士は単体でも十分な力がありますが、ダブルライセンスによってさらに活用の幅を広げることができます。

既に中小企業診断士として活躍されている方はもちろん、これから中小企業診断士の取得を目指している方も今後の参考にしていただけると嬉しいです。

ダブルライセンスのメリット

ダブルライセンスのメリットは他の中小企業診断士と差別化できることです。

中小企業診断士は独占業務がないので、発揮できる専門性はひとそれぞれです。

試験を経験した人ならわかると思いますが、カバーする領域はとても広いので差別化の方法も様々です。

他の資格と中小企業診断士を組み合わせることで、「何に強い中小企業診断士か」ということを対外的にアピールすることができます。

ダブルライセンスにおすすめの資格

FP(ファイナンシャル・プランナー)

FP(ファイナンシャル・プランナー)は中小企業診断士とのダブルライセンスで保有している人が最も多い資格です。

FPは個人の資産形成のアドバイスやライフプランニングを行う資格です。対象顧客が個人か中小企業かという点が違いますが、どちらもコンサルティングの性質がある点で共通していますね。

中小企業診断士とのダブルライセンスの場合、中小企業の経営コンサルティングをしながら社長や従業員のために資産形成のサポートを提供するなど、業務の幅を広げることができます。

またFP2級以上であれば事業承継が範囲に含まれているので企業の未来を考えていく時に知識を役立てることができます。事業承継に悩む中小企業は非常に多いので中小企業診断士×FPの需要は高いでしょう。

社会保険労務士

社会保険労務士(社労士)は労務管理の専門家です。

社労士は独占業務がいくつかあります。例えば、就業規則や賃金規定などの「帳簿書類等の作成」が該当します。

中小企業ではこのような書類を一気に作成したり、法律の改正に伴って内容を適時に改定したりすることが難しい場合がありますが、社労士の資格があればこれらもを行うことができます。

また社労士とのダブルライセンスは人事労務領域に強みがある中小企業診断士として差別化できるので、

税理士

税理士はその名の通り税務の専門家です。

独占業務として税務書類の作成や税務相談などができます。

中小企業では税理士に税務書類の作成を依頼したり、節税のアドバイスを求めることがよくあります。中小企業診断士として税理士の先生を紹介する場面もあるでしょう。

そこで税理士の資格も保有していれば、経営コンサルティングに併せて税務関係の業務もワンストップで提供することができます。

会計・税務に強い中小企業診断士、あるいは経営相談まで行える税理士と、どちらに軸足を置いても差別化を図れます。

仕事の幅を大きく広げることができるので、特に独立志向が強い人におすすめです。

USCPA(米国公認会計士)

USCPAは米国の公認会計士資格です。

日本で独占業務はありませんが、英語と会計に強みのある中小企業診断士として差別化することができます。

海外進出する中小企業の経営者にとって、英語に精通した人、海外の会計基準に精通した人に頼りたい場面は多いでしょう。中小企業診断士として経営全体のサポートをしながらUSCPA最大の強みである英語×会計の知識を活かすことができます。

また企業内診断士の場合、グローバル企業やBig4へのキャリアが開かれるのでしばらく独立は考えていないという人にもおすすめできます。

私自身も中小企業診断士→USCPAの順に取得して転職、年収150万円UPに成功しました。

行政書士

行政書士は官公署に提出する書類作成や手続きの代行を行うことができます。

中小企業の経営において、官公署に書類を提出する必要があるという場面は多いでしょう。そんな時行政書士は独占業務として書類の作成を行うことができます。

経営に関するアドバイスに加えて官公署への手続きもワンストップで行うことができると、経営者の負担も減りますし手続きをスムーズに進めることができます。

2つの資格を相互に活かせるので中小企業診断士としても行政書士としても仕事の幅を広げられます。

司法書士

司法書士は不動産登記・商業登記などの業務を行う法律事務の専門家です。

企業にとって登記手続は不可欠ですので、経営コンサルティング登記手続きをワンストップで提供できる人材は重宝されるでしょう。

特に中小企業診断士としては経営計画の策定をサポートする場面は多いと思いますが、事業承継やM&Aが含まれるような場合には登記手続が絡んできます。

そんな時に司法書士として登記申請まで行うことで、計画策定から実現まで伴走することができるので仕事の幅を広げていけます。中小企業の経営者としてもワンストップで行ってもらえると安心でしょう。

まとめ

中小企業診断士とのダブルライセンスにおすすめの資格は以下の通りです。

  • FP(ファイナンシャル・プランナー)
  • 社会保険労務士
  • 税理士
  • USCPA(米国公認会計士)
  • 行政書士
  • 司法書士

中小企業診断士は独占業務がないため、活躍の幅が広いです。自分がどのような強みを持つ中小企業診断士になりたいかを軸にダブルライセンスで目指す資格を決めてみると良いと思います。

特に独立を目指したい人は独占業務がある資格と掛け合わせると相性が良いです。

中小企業診断士として、あるいは他の士業として、差別化のためにダブルライセンスを検討してみてください!

この記事を書いた人
がお

中小企業診断士/USCPA(全科目合格)

大学時代、中小企業診断士に独学で一発合格。
苦手な財務会計と乏しい英語力を共に克服しようとUSCPAの挑戦を決意。
アビタスで2年かけて全科目合格。

現在はUSCPAのライセンス申請手続き中

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